パソコン環境を拡張する

新しいパソコンの使用感

今まで使用していたパソコンが壊れて急きょ新しいノートパソコンを購入した。

届いたパソコンを数週間使ってみた感想を述べてみたい。

まず見ためが思ったより薄く、そして軽い(1.8kg)。実際に持ち運ぶことはほとんどないが、カバンに入れて移動してもあまり苦にならない重さである。

そして静音性。立ち上げても全く音がしない。前のPCが常にモーター音を発していたことを考えれば、雲泥の差である。

ソフトを同時に複数動かしていると、時々そこそこ大きなモーター音を発する(もっともこれが通常であろうが)が、以前の騒音を考えれば僕には全然許容範囲である。

今のところ特に問題なく動作しており快適である。しかし!以前と変わらない使い方をしていてはもったいない。せっかく購入したパソコンである。できればもっと有効に活用したい。

パソコンが壊れた事は災難だったが、新しいパソコンを購入して作業環境を変えた事がいくつかある。パソコンが壊れた事で得た環境なので怪我の功名と言えなくもない。その変化によって、作業効率を押し上げる効果があったので紹介してみたい。

やってみると以前はなんでこうしなかったんだろうと思うことばかりである。

デュアルディスプレイ

まずデュアルディスプレイの導入である。デュアルディスプレイとは、下の図のように一つのパソコンに対して、2台モニターを使えるようにする設定のことをいう。

2つの画面があることで、一つの画面で編集作業をしながら、もう一つの画面で調べものをしたり、同時に音楽を聴いたり動画を見たりできる。お互いの画面を自由に行き来できるのでコピペ等の作業をするのも非常に楽である。

設定方法は非常に簡単で、①別のモニターをパソコンにつなぎ②「ディスプレイ設定」をする。これだけである。

②の作業は、Windows10であれば4,5回程度のクリックで設定できてしまう(以下のサイトを参照)。

デュアルディスプレイの設定方法

①のPCとモニターとつなぐ作業も、今のモニターはほとんどHDMI端子がついているので、HDMIケーブルでお互いをつなぐだけである。

ただ、そうはいっても新しくモニターを購入するとなると出費がかさむ。出費を抑えたい場合は、自宅にある使っていないモニターがあればそれを有効活用する手段もある。

ありがちなのは、パソコン側にはHDMI端子があるが、モニター側にD-sub端子やDVI端子しかついていないというパターンである。15年くらい型落ちのパソコンになると、そういうモニターが付属していることが多い。

簡単に言うと、HDMIはデジタル画像+音声の回線、DVIはデジタル画像、D-subはアナログ画像の回線である。それぞれの端子は以下のような見た目になる。

HDMIケーブル

DVI端子とケーブル

D-sub端子とケーブル

 

実際、僕の自宅には年に数回DVDを再生する時くらいにしか使っていなかったD-sub対応モニターがあったので、ケーブルでつなげてサブディスプレイとして再活用している。ケーブル自体は千円程度で購入したので、たいして費用はかかっていない。

ここで注意してほしいのは、モニター端子に対応したケーブル(変換アダプター)を準備が必要なことである。例えばパソコンがHDMI端子でモニターがDVI端子ならばHDMI→DVI、D-sub端子ならばHDMI→VGAのケーブルになる。基本、双方向性はないのでその点にも注意が必要である。

D-subモニター(アナログ回線)だと正直画質はやや落ちるが、洗練されたグラフィックゲームや画像処理をするならともかく、通常の使用には充分耐えうる画質を提供してくれる。

 

パソコンスタンドとキーボード

パソコンを机に置いて、長時間作業していると、下図の左の男性のように、どうしても姿勢が悪くなってしまう。

目線が下にいくことで、だんだんと猫背になって首や腰に負担がかかってしまう。悪い姿勢のままパソコンで作業するのは、健康に多大な悪影響をもたらすことは明白である。

正しい姿勢を保つためには、次のような作業環境を整えることが重要と言われている。

パソコンのディスプレイは顔から40㎝以上離し、画面は水平視線よりやや下に設置する。

上腕は垂直、肘は90度以上曲げてキーボードに自然に手が届く位置にくるようにする。

特にノートパソコンに言えることだが、画面と本体が分離できないため、机にそのまま置いて使うと身体に無理な負荷をかけることになってしまう。

その解決手段として、有効なのがパソコンスタンドの利用である。スタンドにパソコンをのせることで、目線を上げることができる。スタンド自体はamazon等でいろいろと販売されているので、気に入った物を購入すればいい。ちなみに僕はBoYataというメーカーの商品を買ってみた。高さの微調整ができて、なおかつ頑丈なつくりで全くぶれないので非常に重宝している。

人間工学設計 無段階高さ調整可能 姿勢改善 腰痛/猫背解消 折りたたみ式 滑り止め アルミ合金製 優れた放熱性 軽量 Macbook Air/Macbook Pro/iPad Pro/Notebooksなど17.3インチまでに対応

 

ただこれだけでは、パソコンの使い勝手がよくない。キーボードの位置が逆に高くなりすぎて腕の位置が不自然になってしまうからである。

そこで活用したいのはBluetoothキーボードである。キーボードだけ机上に置いて作業すれば、目線は水平なまま無理なく適切な姿勢を保てる。

僕が購入したのは、icleverの折りたたみ式キーボードである。コンパクトに格納できて、とても軽量なので持ち運びやすい。3つのデバイスに接続できるので、外出時にipadでの作業にも使える。その他、様々なBluetoothキーボードが販売されているので、打ちやすさや自分のライフスタイルにあったものを選ぶといいだろう。

 

Bluetoothスピーカー

これもノートブック特有の事情かもしれないが、音声の質がいまいちだという点である。最近の音声出力の技術は、各段に進歩しており、特に最新のipad proは、あんなに薄いのに、よくこんな高音質の音がだせるものだと驚嘆するものがある。

ただそれは一部の限られたデバイスにいえることであり、廉価なノートブックにはそこまでの音質は求められない。特に低音の迫力のある音をだすのは、まだまだ難しい。

デュアルディスプレイになったことで、もう一つの画面で音楽サブスクリプションサービスを扱って音楽を聴きながら作業する場面が多くなったが、ノートブック本体からでてくる音質に不満があった。

そこで活用したのが、AnkerのBluetoothスピーカーである。数年前にauのポイントがたまったので景品としてもらったスピーカーであるが、5千円くらいで購入もできる。

【完全ワイヤレスステレオ対応/強化された低音 / IPX7防水規格 / デュアルドライバー/マイク内蔵】(ブラック)

 

このスピーカー、幅は16㎝程度の小型サイズであるが、接続すると意外にも奥行きのある音をだしてくれる。特に低音がズシンと響くので、低音が重要な要素をしめるロックのような音楽を聴くには、充分な音質を楽しめる。Youtubeのような動画を見る際も同様である。

以上、いくつか環境改善につながる方法を紹介してみた。ちょっとした工夫で、作業効率をあげることができるので、是非いろいろと試してみてはどうだろうか。

 

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