人間 論考 人生の羅針盤(4) 2021年2月14日 中庸について 羅針盤に模した四角柱を眺めていると、「中庸(ちゅうよう)」という概念が頭をよぎることがある。「中庸」とは、一般的には儒教における徳の概念として知られている。「中庸」は、偏ることのない「中」をもって道をなすという意味である。 つまり、極端に多すぎたり、少なすぎたりというような偏りがなく、過不足がなく調和がと...
人間 論考 人生の羅針盤(3) 2021年2月7日 羅針盤と真理の追究 このシリーズで定義している「羅針盤」とは何か、今一度確認しておきたい。それは、人生を生きる上で指針となる考え方、のことを指す。前回の記事では、炎(生命)の中にある軸(羅針盤)を図示して、大まかな全体像をイメージしてもらった。その思考の全体像を、四角柱にみたててみたが、今回は四角柱の細部について説明を...